山口県山口市の春の恒例イベント「湯田温泉白狐(びゃっこ)まつり」が6日、始まりました。夜は、まつりの名物「白狐の嫁入り松明(たいまつ)行列」が行われました。

午後7時、新郎・葛巻弦喜(げんき)さんと、新婦・美郁さんを乗せた人力車を先頭に、約230人がたいまつを持って井上公園まで練り歩きました。大粒の雨の中、2人はびゃっこ姿の子どもたちが持つたいまつに照らされながら、沿道から祝福を受けていました。

弦喜さんは、東京出身。弦喜さんが出張で山口を訪れたときに美郁さんと出会い、2022年10月に結婚を見据えて山口に移住。弦喜さんは現在、地域おこし協力隊で湯田温泉地区の活性化に取り組んでいます。

弦喜さんは「地域の皆さんと一緒に作った結婚式で、楽しい結婚式になった。地域の皆さんに祝福してもらったので、今後はお返しできるよう、がんばって活動していきたい」、美郁さんは「雨の中たくさんの人に祝福してもらい、うれしかった。地元でこういった形で結婚式ができて良かった」と話していました。

湯田温泉は、白狐が温泉で傷を癒やしていたことから見つかったという言い伝えがあります。「湯田温泉白狐まつり」は温泉への感謝と、お湯がいつまでも湧き続けるよう祈りを込めて毎年行われています。

まつりは、7日も開かれます。