まずは、小さな小さな世界の話題から。
ミニチュア写真家、田中達也さんの作品展が防府市で始まりました。
山口県防府市の防府市地域交流センター・アスピラートで始まった、ミニチュア写真家で見立て作家の田中達也さんの個展、「MINIATURELIFE展2ー田中達也見立ての世界」です。
木村那津美アナウンサー
「こちらの展示会では写真撮影OKということで、多くの方がカメラを片手に撮影しながら見ていらっしゃいます」

新作を含むミニチュア作品およそ170点が展示されていて、すべて撮影、SNSに掲載も可能!
これについて田中さんは・・・
田中達也さん
「口コミっていうのはすごい大事だと思うんですよね。皆さんの力を協力していただいて、山口を、防府を盛り上げていただいたらと思います」
来場者は
「一万円札の題名がすごくて、友達に伝えたいなと思いました。
そのタイトルが、こちら。『「ここは私が払います」「そんないけません、私が払います」「いえいえ、やはりここは私が」「いえいえいえいえ、ここは私が」「いえいえいえいえ…」』
たしかに、誰かに話したくなる長いタイトル!
テニスコートに見立てた1万円札と、日本人の奥ゆかしい?ちょっと過剰なやりとりを楽しく表現しています。
「そこにある宇宙のやつがすごいなと思いました。塩を星みたいにしているのがすごいなって」

輪切りにされた食品サンプルを惑星に。
そのまわりに塩をちりばめ、宇宙の星を表現。
なんともロマンチックです。
田中さんが心がけるのは誰もが知っているものをモチーフにしたわかりやすい作品と、ユーモラスなタイトル。
2011年から毎日欠かさず、作品の写真をSNSに投稿していて、現在インスタグラムのフォロワーは375万人を超えました。
ミニチュア写真家・見立て作家 田中達也さん
「日常のものが展示されているので、普段の暮らしを大事にするためにこの展覧会を見に来ていただきたい」
この作品展は来月12日まで開かれています。