山梨県の河口湖で異変が起きています。

この時期、見られるはずのワカサギの遡上が見られず、ワカサギの産卵が始まらない可能性があり地元の漁協は不安を抱えています。

奥川 山梨・富士河口湖町

大塚郁弥記者:
「河口湖に接続する川ですが、例年ではこの時期ワカサギの遡上を見ることができますが、今は1匹の姿もありません」

ワカサギの遡上 2019年撮影 

富士河口湖町の奥川です。例年3月下旬から産卵のため、多くのワカサギが川を遡上する姿を見ることができます。

4月5日


しかし、今年はその姿が確認されていません。

河口湖漁業協同組合 古屋和雄組合長

河口湖漁業協同組合 古屋和雄組合長:
「どうなるか影響が心配の種です」

河口湖と奥川

河口湖漁業協同組合によりますとワカサギの遡上がこの時期まで起きないことは、ここ10年ほどなかったといいます。

河口湖漁業協同組合 古屋和雄組合長:
「今年秋にワカサギの量が減り、釣れなくなる可能性が出てくるかもしれない」

漁協は当面、様子を見守るとしています。

一方、湖自体にも異変が起きています。


河口湖は去年1年間の降水量が過去10年で最も少なく、5日午後3時時点の水位は基準より3.09m低くなっています。

これは記録が残る過去3年で最低クラスです。

ワカサギの遡上が見られないことについて県水産技術センターは、原因は現段階では不明としていて、水位の影響のほか、様々な環境の変化でワカサギが湖で産卵していることなども考えられるとしています。