電話で「銀行口座から不正に出金されている」などと言われ、その後、青森県内に住む80代の女性が現金約80万円をだまし取られました。女性は警察官をかたった男に騙されており、警察が特殊詐欺事件として注意を呼び掛けています。

被害にあったのは県内に住む80代女性で、4月1日の午後1時ごろ、女性の家に青森警察署のミカミを名乗る男から電話がありました。

男は電話で女性に対し
「あなたの銀行の口座から不正に10万円が不正に出金されている」
「口座の暗証番号を紙に書いておいてほしい」
「後で、暗証番号を書いた紙とキャッシュカードを青森警察署のマジマが取りに行く」
などと言い、通話中の女性のもとには午後2時頃に、青森警察署のマジマと名乗る30代の男が訪れたということです。

全てを信用した女性は、暗証番号を書いた紙と2枚のキャッシュカードを男へ手渡したあと、印鑑を求められたことから居間に取りに行って手渡しました。

男は印鑑を押して封をした茶封筒を女性に手渡し、翌日の2日午前10時に、その封筒を改めて取りに来るなどと伝え、立ち去ったものの、その後音沙汰がなく。

不審に思った女性が青森警察署へ相談して、警察官と共に封筒の中身を確認したところ、トランプ数枚のみが見つかり、口座の残高を確認したところ計79万3000円がだまし取られていたということです。

警察は、キャッシュカードを確認するために警察官や銀行の職員が訪問することはないとして、不審な電話などがあった際には家族や知人、警察署や最寄りの交番に相談して、決して1人では対応しないよう、注意を呼び掛けています。