新型コロナウイルスについて山梨県内では7月29日新たに943人の感染が確認されました。

1日の感染者が900人を超えるのは4日連続です。

また、感染力が強いオミクロン株の変異ウイルス「BA.2.75」通称ケンタウロスに2人が感染したと発表しました。県内での感染確認は初めてです。


ケンタウロスは感染力が変異ウイルスBA.5の3倍といわれ、ワクチンの効果をすり抜ける可能性があるとされ、今後の感染拡大が懸念されます。


28日までの1週間の感染者数は県全体では6240人で前の週のおよそ1.6倍に増加しました。



市町村別で最も多かったのが甲府市で前の週の2倍以上の1831人。

次いで甲斐市の651人、南アルプス市の523人などとなり、24の市町村で感染者が前の週を上回りました。


現在県内の医療機関に入院している人は139人で重症者はいません。

病床使用率は34.8%で1週前と比べ2ポイント低下しています。