富士山のふもとから山頂まで駆け登る日本一過酷な山岳レース=富士登山競走が3年ぶりに開催されました。
今大会で引退するレジェンドにまさかのドラマが...
富士登山競走は標高差およそ3000m、全長21kmを一気に駆け登る日本一過酷な山岳レースです。
大会は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となり、今回は参加者を例年の6割となるおよそ2700人に減らして行われました。

スタッフ:
ヘルメットがない場合は失格になります。

大会は山頂までと5合目までの2つのコースがあり、山頂コースは今年から6合目以上でヘルメットの装着も義務付けられました。

史上最多、山頂コースで通算10回の優勝をほこり、40回目の出場となる”レジェンド”山口県の芹澤雄二さんです。

60歳の今回がラストランの芹澤さん。残念ながら5合目の通過ポイントの制限時間をクリアできず、無念のリタイアとなりました。

芹澤雄二さん:
みんなありがとう!来年からは頼んだぞ!
完走しようという夢を追いかける仲間と一緒に参加できて走れて良かったと思います、ありがとうございました。
なお、山頂コースのトップは2時間51分50秒でゴールしたということです。














