大分県九重町の酒造メーカーが、県と開発した独自の技術で、淡い桃色に色付けしたスパークリングの新商品を完成し、佐藤知事に報告しました。
県庁を訪れたのは、ほのかな桃色が特徴のスパークリング日本酒「Niji Rose」を製造した、九重町の八鹿酒造の関係者です。
この商品は、八鹿酒造と県が3年をかけて開発し、特許を取得した独自の製法で作られ、日本酒ならではの華やかな香りを残したまま、地元産の古代米を使って、淡い色付けに成功しました。
試飲した佐藤知事は見た目の美しさと、すっきりとした味わいを高く評価していました。
(八鹿酒造・麻生益直社長)「大分県は温泉あり、魚あり、お肉あり、そして、お酒ありで、ぜひこのお酒を飲んでいただいて、大分の思い出を持って帰っていただきたい」
関係者は1日からはじまった福岡・大分ディスティネーションキャンペーンなどを通じて、質の高い大分の酒を広く発信できればと話しています。