日本バレーボール協会は2日、都内で会見を開き、新エンブレムと新ユニフォームを発表した。新エンブレムは“ツナグちから”の象徴としてインドア、ビーチ世代を問わず全ての代表が同じものを使用。男子日本代表の「龍神NIPPON」と女子日本代表の「火の鳥NIPPON」は廃止される。
新ユニフォームは着物などに用いられ、強さや決断力を表すという矢絣(やがすり)をモチーフにした柄。袖を通した男子日本代表の西田有志(24)は「新しい気持ち。シンプルかつわかりやすい。(着心地は)心地よい」。女子日本代表の主将、古賀紗理那(27)は「今回から一緒のエンブレムをつけられるということで心強いですし、一緒に戦っていけたら」と話した。
女子は五輪出場へ大事な大会となるネーションズリーグが5月開幕する。川合俊一会長(61)は「ご存じの通り男子は出場権をとっております。女子もネーションズリーグで間違いなく出場権を取ってくれると確信しています」と自信を見せ、「実力的にも精神的にも世界のトップに君臨している男女、必ずやパリ五輪でメダルを取ってくれるのではないかと思っております」とその先のメダルを獲得を見据える。
会見では、人気のバレーボールマンガ「ハイキュー!!」(集英社)との特別コラボも発表。全6選手が描かれたパネルが、4月8日から都内某所で登場する。詳細は日本バレー協会の公式SNSで発表される。