中国の王毅外相は北京を訪問しているフランスのセジュルネ外相と会談し、アメリカが進める経済の切り離し、いわゆるデカップリングに同調しないよう、くぎを刺しました。
中国外務省の発表によりますと、王毅外相は会談で「ヨーロッパは中国を必要としており、中国はヨーロッパを必要としている」と述べ、ヨーロッパとの関係改善に力を入れる考えを強調しました。
そのうえで、「中国との協力を減らしてリスクを回避しようというやり方は、ヨーロッパにとって得ではない」と述べ、アメリカが進める中国と経済を切り離す、いわゆるデカップリングに同調しないよう、くぎを刺しました。
これに対しセジュルネ外相は、「フランスは中国との関係を非常に重視しており、更なる関係発展のために協力したい」と応じました。また、「フランスはデカップリングに反対する」とも述べ、中国に対し圧力を強めるアメリカと一線を画す姿勢を示したということです。
中国はアメリカに対抗するため、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国との関係を重視する姿勢を鮮明にしています。
セジュルネ外相は「習近平国家主席が春にフランスを訪問する。私の北京訪問はその準備のためでもある」と明言していて、今後さらに関係が深まることが予想されます。
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