沖縄市と北中城村にまたがるアメリカ軍の「ロウワー・プラザ住宅地区」が緑地広場として整備され、あすから日米で共同使用が始まることを受け、30日、記念式典が開かれました。

1945年からアメリカ軍に利用された「ロウワー・プラザ住宅地区」は、土地の返還行程に関する日米合意で、「2024年度またはその後」の返還が決まっていますが、返還条件となっている102戸の新たな住宅建設が完了していません。そのため、返還に先立ちあすからは緑地広場として日米で「共同使用」が始まります。これを記念して開かれた式典には、日米両政府の関係者らおよそ160人が参加しました。
【祝辞・林官房長官】
「地元の皆様の生活の利便性の向上に加え、跡地利用の検討に資する空間と時間を創出するものであり、沖縄の基地負担軽減の目に見える成果の1つであると考えております」
防衛省は、引き続き、早期返還に向けた取り組みを進めるとしています。
緑地広場の共同使用の開始は31日の午前7時からです。














