ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと訴え、去年自殺した男性の妻がイギリスBBCの取材に応じ、旧ジャニーズ事務所が被害について「虚偽のケースがある」と発表した後から、誹謗中傷が増加したことを明かしました。
BBCは30日、ジャニー喜多川氏の性加害問題を取り上げたドキュメンタリーの続編を放送しました。
その中で、性被害を受けたと訴え、去年自殺した40代の男性の妻が“旧ジャニーズ事務所の「SMILE-UP.」が「虚偽の話をしているケースがある」とするコメントを発表した後から、男性への誹謗中傷が増加したこと”を明らかにしました。
BBC記者
「あの声明について彼は何かあなたに言っていましたか」
亡くなった男性の妻
「そこから誹謗中傷が増えていきました。『この人は詐欺師だ』とか『金がほしいんだろう』、『いつもあるライブがなくなった』、『全部お前のせいだ』という感じでした」
男性は誹謗中傷や殺害予告を受けたほか、妻や子どもの情報もインターネット上にさらされたということです。
「SMILE-UP.」の東山紀之社長は、会社のメッセージが中傷を助長したのではないかと問われると。
SMILE-UP. 東山紀之社長
「僕はそのようには感じていません。言論の自由もあると思うんですね。僕は別に誹謗中傷を推奨しているわけではなく。その人にとってはそれが正義の意見なんだろうなと」
また、東山社長は事務所に在籍していたスタッフ2人による性加害を認識していると明らかにしました。
BBC記者
「その情報はあなたたちから警察に提供すべきものではありませんか」
SMILE-UP. 東山紀之社長
「法的なことを考えると、僕らには権限がないと思いますので」
「非親告罪」である性犯罪は被害者からの告訴がなくても起訴することができますが、東山社長は「被害者からの告訴があった場合、全面的に協力する」と述べるにとどめています。
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性犯罪や性暴力に関する相談窓口は内閣府が一覧(https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/consultation.html)でまとめています。
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