北海道電力は、28日、泊原発の津波対策として、新たな防潮堤を設置する工事を始めました。

 北電によりますと、泊原発に新たに設置される防潮堤は高さ19メートル、長さおよそ1.2キロ、幅は最大30メートルあります。
 長期間にわたり強度が保たれるセメント改良土を使い、地中の岩盤に直結させることで安全性を強化するということです。
 工事費はおよそ1800億円です。
 設置工事が完了する時期は未定ですが、3年程度での完成を目指しています。