北海道オホーツク地方に、児童がたったひとりの小さな小学校があります。
この3月、最後の卒業生を送り出し、118年の歴史に幕を下ろしました。
”最後の卒業式”までを追いました。


 卒業式前日の3月21日、大掃除に真剣に取り組む、6年生の古屋智貴(ふるや・ともき)くん。通い慣れた校舎、そして、入学した時から担任を務めた小橋百合香(こはし・ゆりか)先生とも、あす22日でお別れです。

入学した時に7人いた全校児童は、2023年の春に古屋くんだけになりました。

 

 6年生では、地元の企業エお訪問して社会見学をしたり、遠足を自分で計画したりするなど、児童ひとりならではの多くの体験をしました。

でも、古屋くんにとって、最も楽しかったものは…。