天皇皇后両陛下の長女・愛子さまがきょう、神武天皇の墓である陵を参拝されました。訪問先では、「恋愛」について質問をされる場面もありました。
初めて、お一人で地方を訪問されている愛子さま。窓を開け、沿道に手を振られる姿も。
きのうの雨から一転、きょうは青空が広がりました。
孫と訪れた地元の住民
「きのうまで雨で。天気もすごいねと話をしていた」
訪問した先々で、愛子さまを一目見ようと大勢の人が集まっていました。
午前9時半すぎ、三重県・明和町にある歴史博物館に到着された愛子さま。
集まった人たちへ手を振ると、隣の三重県知事に何かを話されたご様子。実はこのとき、愛子さまは「行ってもいいのかしら?」と尋ねられたそうです。
向かわれた先には、地元の小学生たちです。
沿道の人々に歩み寄られる姿は、両陛下や上皇ご夫妻にも通じます。施設へと促されると、再び、愛子さまは子ども達へと向き直り、会釈をされていました。
訪問されたのは歴史博物館。伊勢神宮に仕えた女性皇族「斎王」の歴史が紹介されています。
「斎王」のロマンスが描かれた絵巻を前に、愛子さまはこう質問をされたといいます。
愛子さま
「斎王は恋とかできないんですか?」
「斎王」に選ばれるのは未婚の皇女。「神に仕える立場なので、できません」と説明を受けると、愛子さまは静かに頷かれていたといいます。
そして、地方訪問の最後の訪問先となったのが、初代天皇とされる神武天皇の陵です。
愛子さまは薄いグレーの参拝服で、玉串を捧げて拝礼。大学の卒業や就職について報告されたとみられます。
愛子さまはきょう、帰京されます。
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