土地取引の目安となる今年の公示地価が26日発表されました。岩手県の住宅地の平均は前年を0.8%上回り、2年連続の上昇です。
公示地価は国が1月1日現在の土地の価格をまとめたもので、岩手県内は25市町村の186地点で調査が行われました。
このうち住宅地127地点については盛岡市をはじめ県央と県南の7つの市と町の合わせて59地点で上昇しました。
これが県全体の価格を押し上げて平均変動率は0.8%と、去年に続く上昇となりました。
住宅地の上昇率トップは盛岡市永井で8.5%、1平方メートルあたりの価格は7万300円です。住宅の需要が高い盛南地区と隣接していることに加え、区画整理事業が進んで利便性が高くなり、取引価格が上昇しています。
商業地の上昇率トップは去年と同じ盛岡市盛岡駅前通の明治安田生命盛岡駅前ビルで6.0%、1平方メートルあたり28万1000円となりました。
商業地54地点の平均変動率は-0.5%で31年連続の下降となりましたが、下落率は小さくなっています。
一方、人口減少により沿岸と県北を中心に地価の低下が続いています。最も下落率が高かったのは住宅地が山田町船越で-4.4%、商業地が岩手町沼宮内の-5.3%でした。
県央や県南の幹線道路や新幹線沿いで土地の需要が好調に推移する中、県内で二極化が進んでいます。
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