大谷選手は会見の中で、「水原氏が口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた」と明らかにしましたが、本人以外が多額の送金をできるのでしょうか。金融機関のシステムに詳しい専門家は自身の経験も踏まえ、こう指摘します。
大和総研ニューヨークリサーチセンター長 鈴木利光さん
「アメリカの銀行はセキュリティが厳しいことで有名ではあるが、その半面、オンラインでの手続きは非常にスムーズで、別の人間の口座から送金すること自体は情報があればできると考えています」
オンラインで暗証番号などを入力して送金。その後、多額の送金の場合は本人確認の電話があるといいます。
大和総研ニューヨークリサーチセンター長 鈴木利光さん
「本人確認の質問をいくつか受けたあとに、送金の事実と送付先の概要や用途などを聞かれるわけですけど、それに答えられさえすれば、対面での本人確認がない」
自身に電話がかかってくるよう設定しておけば、送金できたのではないかと推測しています。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

  







