徳川家康が戦国時代水不足の地域を助けるために静岡県富士宮に引いた水路「北山用水」を使った水力発電施設がリニューアルされ、3月23日、お披露目されました。
東京発電が管理するこの施設「しずぎんアクアエナジーパーク家康公用水発電所」は、戦国時代、水不足に悩まされた住民などの願いを受けて、徳川家康が造った用水路「北山用水」の流れを活用した小水力発電施設です。
この発電所は2019年9月に造られましたが、今回、“地域に開かれた施設”としてリニューアルされお披露目されました。
<東京発電 堀部慶次社長>
「観光や環境教育の場、災害時には防災拠点となるように取り組んでいく所存です」
今回のリニューアルでは、北山用水の成り立ちや水力発電の仕組みについて学ぶことができるパネルや、観光客や地元住民の休憩スペースとしてテーブルやベンチが設けられています。
事前に団体で予約をすれば、発電機などの設備を間近で見学することもできるということです。
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