山梨からメジャーデビューを目指すバンドグループの話題です。
現在、笛吹市の旅館で働きながら音楽を続ける4人。奮闘する日々を追いました。

山梨発のロックバンド「STAY ON SOLID」です。

メンバーは作詞作曲を担当するヴォーカルの丸山啓太さん(29)をリーダーに、弟でベースを担当する涼さん(28)ら4人です。

啓太さんが県立峡南高校2年生のときに結成し、メンバーは入れ替わりましたがギターの鈴木一気さん(29)とドラムの小田切拓海さん(26)とともに夢を追いかけています。

リーダー 丸山啓太さん:
「歌詞の言葉を大事にしているので、ステージで歌っているときお客さんが泣いたりしていると、あなたも辛かったり悲しかったりしたことあったんだろうな。でも曲聴いて何か背中を押せるきっかけになっているのかなと…」

去年の音楽フェスティバル「Mt.FUJIMAKI」で応募40組から前座に選ばれた、今注目の4人組です。

そんなバンドマンのもうひとつの顔が石和温泉街の観光ホテル「別邸 花水晶」に。
フロントで出迎えてくれたのはリーダーの啓太さんです。

丸山啓太さん:
「ライブ以外の時はメンバー4人がここで働かせてもらっている」

3年ほど前からバンド活動をしながら全員が旅館の仕事をしています。
この日は弟の涼さんと鈴木さんがベットメイキングを担当、小田切さんは朝食の片付けに追われていました。

小田切拓海さん:
「朝5時に起きて色々するのがきついですね」

Q.体力がある?
小田切さん:
「ないです。気合でやっています。楽しみがあるから、ライブがあるからやれる」

この旅館の木村昌俊社長はかつてバンドマン。彼らの熱意に共感し、4人を採用しました。

Q.こちらで流れている曲は?
木村昌俊社長:
「彼らの音楽をアコースティックバージョンで流させていただいています。彼らの曲の中でも山梨を感じる部分があるので、山梨をアピールするのにはごくいいなというところがあり、応援している」

仕事が終わると4人はスタジオに向かいます。
仕事以外の時間はほとんど音楽漬けの日々を送っています。

弟・丸山涼さん:
「僕たちらしい、“ステオン”らしい楽曲っていうのを目指して、僕たちの音楽でお客さんたちがそれぞれのシーンが思い浮かぶような、誰でも口ずさんでもらえるようなバンドになりたい」

これまでに自主制作アルバムを3枚リリースしたものの、現在メンバー全員が20代後半。音楽を続けていくことへの葛藤もあります。

リーダー 丸山啓太さん:
「夢を追いかけ続けるのって精神的にも体力的にも大変なんですけど、やっぱり音楽やっているときが一番楽しいし、夢を追いかけている誰かに届いて欲しいっていう想いがあるので、葛藤とかも覆せちゃうのかなと思う」

心の支えとなっているもののひとつが家族の存在です。

丸山さん兄弟の母 丸山邦子さん:
「自分の人生だから自由にやってもらいたいというのが望みでした。自分の思いを持ってやってくれれば一番いいかなと」

周りの理解を得ながら4人が目指すのはメジャーデビューです。

丸山啓太さん:
「本当に1人でも2人でも自分たちの音楽が明日の生きるきっかけになったらなと思います」














