来年から使用される中学校の教科書の申請図書のうち2点の教科書について、検定に関する情報が流出した可能性があるとして、文部科学省は合否を現時点で保留とする「検定決定未了」にしていると明らかにしました。
「検定決定未了」となっているのは、中学校の「歴史」の教科書2点です。教科書検定で申請図書が「検定決定未了」となるのは、初めてのことです。
教科書検定の規定では、検定結果公表までは、申請図書の調査意見を記した資料や申請図書の審査に関する資料などについて「外部の者のしるところとならないよう、適切に管理しなければならない」と定められています。
文部科学省はこの「検定決定未了」となっている教科書2点について、検定に関する一部の情報が外部に漏れた可能性があるとして、現在、経緯などの確認を行っていて、確認後、この教科書2点の合格、不合格について速やかに決定したいとしています。
注目の記事
「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

子どもの命を守る「チャイルドシート」助手席に設置したら交通違反? → 適正に使用しない場合、事故死亡率に約4.7倍の差も【警察に確認してみると】

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった
