北朝鮮メディアは、日本で「はしか」や「悪性伝染病」が流行していると報じました。新型コロナと同様に感染が拡大するとして警戒を強めています。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は21日、「日本で感染力の強いはしかが広まっている」と報道。また、「日本では最近、死亡率の高い『悪性伝染病』が急速に拡散している」と伝えました。
国営・朝鮮中央テレビもこの日、「日本の悪性伝染病」を取り上げ、報道の内容から報告数が増えている「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」を指すとみられますが、いずれも新型コロナのような感染の広がりを強く警戒しています。
北朝鮮の首都・平壌で26日に行われる予定だった日本代表とのサッカー・ワールドカップのアジア2次予選の試合は北朝鮮の意向で中止とされましたが、感染拡大を恐れた防疫上の措置とみられます。
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