山梨県産フルーツのふるさと納税の返礼品に低評価が相次いだことの対策を考える協議会は、品質を確保するためのガイドラインを策定しました。

ガイドラインは21日の会議で承認されたもので、返礼品の対象は県産のブドウ、モモ、それにスモモの3品目となります。

返礼品の品質基準は県が定める出荷規格の「優」以上とし、出荷ごとに糖度や色付きをチェックし、1粒の重さも規定されています。

配送については返礼品を緩衝材などで保護し、原則クール便やチルド便を活用し、配送時の劣化を防ぎます。

また品質などへのクレームは、自治体と事業者が情報を共有して原因の究明を図り、改善がみられない事業者は登録を抹消するとしています。

ガイドラインは今年の出荷分から適用され、県は品質基準をまとめたマニュアルや動画を作成し、研修を行う予定です。














