きょう午前9時すぎ、栃木県と埼玉県で震度5弱を観測する地震がありました。地震の影響で、JR東日本の新幹線では、一時、運転を見合わせ、運転再開後も最大90分の遅れが出ています。
気象庁によりますと、午前9時8分ごろ、最大震度5弱の揺れを栃木県下野市と埼玉県加須市で観測したほか、東京23区でも震度3を観測しました。
震源地は茨城県南部で、震源の深さは46キロ、地震の規模を示すマグニチュードは暫定値で5.3となっています。気象庁は、「1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください」と呼びかけています。
また、日本原電によりますと、茨城県東海村にある東海第二原発では異常は確認されていないということです。
鉄道への影響です。JR東日本の東北・上越・北陸新幹線は、一時的に停電が発生し運転を見合わせていましたが、安全の確認がとれたため午前10時41分までにすべて運転を再開しました。ただ、各新幹線で現在も遅れが続いていて、北陸新幹線では午前11時時点で最大90分ほどの遅れが出ているということです。
また、JRの在来線についても、湘南新宿ラインや宇都宮線、高崎線で最大40分ほどの遅れが出ています。
注目の記事
「下着が触れるだけでびりびり」帯状疱疹の恐怖 65歳以上に予防接種開始される どんな人が対象なのか?その費用は…?

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

水、食料、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表、去年の「南海トラフ臨時情報」発表時から学ぶ対応

【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

【青森県東方沖で地震】知っておきたい4段階の『長周期地震動』遠くまで伝わるゆっくりとした揺れ

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









