海岸に流れ着いた漂着ごみを清掃する恒例のビーチクリーンが石垣市で行われ、およそ150人がボランティアで参加しました。

このビーチクリーンは、漂着ごみの現実を知るという活動の趣旨に賛同したグループなどが実行委員会を組織して毎年行っているもので、今回も島内だけでなく大阪や東京など県外からも合わせておよそ150人が参加しました。

砂浜には流れ着いたペットボトルの他にも、漁に使う網や砂に埋まった大型の浮きなどもあり、悪戦苦闘しながらも作業は30分ほどで終わり11種類に分別して袋詰めしました。

海Loveネットワーク実行委員会代表・中川久美子
「(プラスチックを減らすことを)地球上の人たちが意識するだけで(ごみは)ほとんど無くなるんじゃないかと思っているんです。希望を持ちながらいつもここに立ちます」

拾ったペットボトルはビニール袋92袋およそ4600本で、袋に入りきれない発泡スチロールなども回収しバケツリレーでごみを道路まで運び、ビーチクリーンを終了しました。