福島県いわき市のガソリンスタンドで、ガソリンが混ざった灯油が販売されていた問題で、15日午前10時までに、販売された91件のうち90件が回収されたことがわかりました。
いわき市消防本部によりますと、いわき市小名浜下神白にあるガソリンスタンド「マルイ小名浜サービスステーション」で、3月5日正午ごろから7日午後7時までにガソリンの混ざった灯油が販売されました。
伝票を精査した結果、販売された量は91件、約2420リットルだったことが分かり、このうち、15日午前10時までに90件分を回収したということです。残り1件については、購入者の特定に至っておらず、消防が引き続き調査しています。
購入者の中には、すでにこの灯油を使用した人もいて、被害はありませんでしたが、消防では、ガソリンが混ざった灯油を石油ストーブで使うと異常燃焼して火災になる恐れが高いため、絶対に使用しないよう注意を呼びかけています。














