能登半島地震で被害を受けた氷見市では、14日市内すべての中学校で、卒業式が行われました。

このうち西條中学校の卒業式では、生徒たち一人一人に卒業証書が手渡されました。

そして、光安淳子校長が、今回の地震について触れ、「予測困難な未来が待っていようとも自分の可能性を信じてたくましく歩んでください」とはなむけの言葉を送ると、卒業生を代表して高島琉士さんが、「地震の際、温かい言葉がけで支えてくれた人たちに感謝し、少しでも誰かを支えられる人間に成長できるように努力します」と答辞を述べました。

卒業生たちは3年間過ごした学び舎に別れを告げ次なるステージへ歩みを進めます。

卒業生の一人は「今までの楽しかったこととか大変だったことがすごいよみがえってきて寂しいなという気持ちになったのと、これから高校行くけど頑張ろうという気持ちになりました」と決意を語りました。