7月25日朝から昼頃にかけて、静岡県東部を震源とする体に感じる地震が5回発生しました。富士山のふもと・富士宮市周辺の地震を不安に感じられた方も多いのではないでしょうか。
頻発する地震、富士山噴火との関連はあるのか。24日夜起きた鹿児島県の桜島の噴火との関連も気になるところです。専門家に聞きました。
気象庁によりますと、25日午前7時17分ごろ、静岡県東部を震源とする地震があり、震度3を富士宮市で、震度2を富士市、静岡市駿河区、同市清水区で観測しました。同じエリアでは、その後も地震が相次ぎ、体に感じる揺れを昼までに合わせて5回観測しました。
この地震は富士山噴火の予兆なのか。巨大地震を探るため、数百万回にも及ぶ地震を解析してきた静岡県立大学の楠城一嘉特任准教授に聞きました。
<静岡県立大学 楠城一嘉特任准教授>
Q.今回の地震はどんな地震か
「富士川河口断層という断層の近くで起こった地震。過去にも地震が起こった場所。特異な地震というよりは、これまで起こっていた地震の一部と考えるのが妥当」
富士川河口断層帯。富士市や富士宮市にまたがるこの活断層は過去、何度も動いてきたことが指摘されています。
東日本大震災の4日後、2011年3月15日にはこの富士川河口断層帯を震源としたマグニチュード6.4の地震が発生して、富士宮市で震度6強を観測しました。
<静岡県立大学 楠城一嘉特任准教授>
「偶然、同時期に地震が発生したというのが正しい考え方。直接的に地下にあるマグマを刺激するほどの大きな地震活動ではないと思う」
静岡地方気象台も富士山の火山活動を観測するデータに、特段の異常はないとしています。
24日夜起きた鹿児島県の桜島の噴火との関連も気になるところですが。
<静岡県立大学 楠城一嘉特任准教授>
「距離が遠い火山なので、この噴火が直接的に今回の地震に関係があると考えるのは難しい」
頻発する地震、富士山噴火との関連については、今すぐ噴火に結びつくものではないとなりますが、巨大地震や富士山の噴火はいつ起きてもおかしくないと言われていますので、備えは怠らないでください。
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