東京電力は、機器の不具合で中断していた小型ドローンを使った1号機の原子炉格納容器の内部調査を、14日にも再開すると発表しました。
東京電力は、原発事故で溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の取り出しに向け、2月28日から福島第一原発1号機に小型ドローンを投入し、原子炉格納容器の内部調査を行っていました。しかし、翌日にはドローンの無線通信を中継するヘビ型ロボットのケーブルが伸ばせなくなる不具合が発生し、調査を中断していました。
東京電力は、不具合の原因について「ケーブルの巻きつけ装置が台座に引っかかった」としていて、ロボットの可動範囲を制限するなど対策を取ったうえで、14日にも調査を再開する予定です。














