先日のイブニングニュースでも取り上げた、岡山市南区の「赤く染まった用水路」で、きょう(11日)岡山市による除去活動が始まりました。

真っ赤に染まった用水路、原因となっているのは外来種のアカウキクサです。除去作業は、朝の9時から始まりました。

岡山市ではこれまで何度も除去作業を行ってきましたが、わずかな取り残しでも再生するため、しばらくすると元に戻る、の繰り返しだといいます。

(地元の人)
「ずっとこうなんです」
「気持ち悪くない?この色嫌じゃろ自分住んでみて」

除去作業には、川の水ごと吸い取るなど、機械を使った方法もありますが、時間が掛かり効率が悪いことなどから、網を使った手作業で除去にあたりました。

(地元の人)
「魚の姿が見えたらいいな」

きょうは6時間の作業で、全体の約2割、5トン程のアカウキクサを除去しました。岡山市は、地域の人とともに水路を守っていきたいとしています。

(岡山市南区役所農林水産振興課橋本幹太氏)
「他の水路に流入がしないように、というところを目標にやります。今後もそういった地域の方々と協力しながらこういった水路の維持管理をやっていきたいと思います」

アカウキクサの除去作業は、3月15日まで続く予定です。