部活動問題に特化した教職員組合が、福岡市立中学校で行われている部活動の実態を調査し、その結果を公表しました。複数の学校で「平日の活動は2時間程度」と定められたガイドラインに違反している可能性があると指摘しています。
◆最終下校が午後7時半の学校 5校
教職員組合の「福岡部活動問題レジスタンス」は、夜間中学校を除く福岡市立の中学校全69校に対し、各学校が定める部活動規則を情報開示請求し、部活動の開始時刻と最終下校時刻などを調べました。
それによると、最終下校時刻を午後7時半に設定していた学校は5校あったということです。
◆ガイドラインは「平日は長くて2時間程度」
「福岡市立中学校における部活動指導のガイドライン」では、「原則として1日の活動時間は長くとも平日では2時間程度、学校の休業日は3時間程度とし、できるだけ短時間に合理的かつ効率的・効果的な活動を行うこと」とされています。
「福岡部活動問題レジスタンス」は、「学校によって部活動の開始時刻にばらつきがあるため、仮に午後4時を部活動の開始時刻として活動時間を算出したところ、半数以上の中学校で、平日に2時間を超える部活動が行われているという実態が浮き彫りになった」としています。
◆組合は「安全上の問題 教職員の長時間労働」を指摘
代表の北畑裕也さんは、「ガイドラインを大幅に超えて下校時刻が設定されているのは、とても残念な状況。生徒にとっては、帰る時間も遅くなるので、防犯上も安全上も問題がある。また、部活動の顧問をしている教師は、指導した後に翌日の授業の準備などを余儀なくされ、残業することになる。残業代もつかない中、苦しんでいる教師もいる」と話し、改善に向け、福岡市教育委員会に働きかけを行っていくとしています。
◆市教委は「適切に行われている」との認識
一方、福岡市教育委員会は、「各学校、決められた時間内で適切に指導していると考えている」との認識を示しています。
教職員組合の「福岡部活動問題レジスタンス」は、教員の長時間労働の一因となっている部活動問題に特化した教職員組合で、2022年9月に結成されました。
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