記録的な暖冬と雪不足を受けて、春のイベントを前倒しです。福島県猪苗代町のハーブ園では、例年より1週間早くサクラを楽しめるベントが、8日から始まりました。
淡いピンク色の御殿場ザクラに、フリルの様な花びらが特徴の松前ザクラ。猪苗代町にある猪苗代ハーブ園で、8日から「雪見さくら祭り」が始まり、訪れた人たちは、一足早い春の訪れを楽しんでいました。
猪苗代ハーブ園・鈴木秀樹課長「1月2月暖冬だったので、うちのリステルスキーファンタジアもかなり苦戦して、雪見さくらを1週間前倒しして、早めに開けるようにして喜んでいただけるようにしました」
同じ敷地内のスキー場では、例年2月中旬には、75センチほどの積雪がありますが、今シーズンは暖冬の影響で例年のおよそ5分の1となり、今シーズンは全6コースのうち1コースしかオープンできず、厳しい経営となっています。
こうした状況を受けて、猪苗代ハーブ園では、雪見さくら祭りの開催をこれまでより1週間早め、サクラの数を例年の50本から70本に増やすなど、春の集客に力をいれたということです。

埼玉県から来た母「雪を外で楽しんできて、中でサクラも見られて、冬と春を両方感じられて楽しかったです」
娘「お花きれい」
猪苗代ハーブ園・鈴木秀樹課長「それぞれサクラの花びらの形とか、色も大きさも違いますので、そういったところを見て楽しんで欲しいと思います」
猪苗代ハーブ園の雪見さくら祭りは3月末まで行われ、色とりどりの傘およそ740本を並べた「アンブレラスカイ」も同時に開かれています。














