全国各地を訪問し巧みな技を披露するスプレーアーティストが高知市の職業能力開発校を訪れ、特別講義を行いました。
高知市の高知高等技術学校では社会で活躍する人たちを招いて毎年、特別講義を行っています。講義には自動車の塗装や板金を学ぶオートボディ科の訓練生15人が参加。スプレーアーティストのDaisukeさんが講師を務めました。Daisukeさんは全国各地でスプレーアートのパフォーマンスや個展を開いていて、7日も訓練生たちの前で巧みな技を披露しました。
青や赤など様々な色のスプレーを使い、すらすらと描いていくDaisukeさん。
あっという間に幻想的な宇宙に浮かぶ地球が完成しました。
この後、訓練生たちもスプレーアートに挑戦。スプレーを出す位置や出しすぎに注意しながら思うがままに描き、満足した様子でした。
(訓練生)
「初めてのわりには、上手くいったかなという感じです。自分の経験になると思うので、次スプレーやることがあれば、それはプラスになる」
(訓練生)
「塗装の分野で働きたいと思ったときに、僕の将来の役に立つ」
(スプレーアーティスト Daisukeさん)
「同じ作品はできないので、そこはすごく楽しんでくれて、個々に意見や感想を言いながら、またこれから違う作品を描きたいなと思ってくれたらうれしい」
高知高等技術学校は今後も訓練生の学びを深める活動を進めていくとしています。