■世界陸上オレゴン・9日目(日本時間24日・米オレゴン州ユージーン)

24日に大会9日目を迎えた世界陸上は、女子4×400mリレー予選が行われた。
史上最多13個の金メダルを獲得しているアメリカのA.フェリックス(36)が引退を“延期”し2走で出場した。A.フェリックスは今季限りでの引退を表明していて、今回が最後の世界陸上。大会初日(16日)の混合4×400mリレーで銅メダルを獲得し「充実感がある。穏やかな気持ちで去ることができる」と一度自宅に戻ったというが、同種目への出場を決め世陸引退を“延期”した。

自身が過去5回金メダルに輝いた同種目で、1走T. ディグスから先頭でバトンを受けたアリソンは、リードを守り3走・K. ホイットニーへとバトンをつないだ。アンカーのJ.ステプターベインズがイギリスから逃げ切り3分23秒38の今季最高で1組1位。全体トップのタイムで3連覇へ向け順当に決勝進出を決めた。