イランで1日に行われた国会議員選挙では、現政権を支持する保守強硬派が圧勝した一方、投票率が過去最低を更新し、現体制に対する不満が示される結果となりました。
イラン内務省は4日、1日に行われた国会議員選挙の投票率について41%だったと発表しました。
反米で保守強硬派の現体制を支持する候補者が圧倒的多数を確保したとみられていますが、投票率については4年前の選挙で記録した42.5%を下回り、イスラム革命以来で過去最低となりました。
今回の選挙では、穏健派や改革派の候補者が事前審査で相次いで失格になったことから、反発した市民らが投票をボイコットするよう呼びかける動きがみられました。
また、欧米からの経済制裁による経済状況の停滞や、女性のスカーフのかぶり方をめぐって広がった抗議デモなどを理由に、現体制に反発する声が多く聞かれ、有権者の不満が示される結果となりました。
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