先月総選挙が実施されたパキスタンの議会で新しい首相を決める投票が行われ、前首相のシャバズ・シャリフ氏が再選しました。
パキスタンの議会では3日、先月8日の総選挙を受けた首相指名投票が行われ、与党イスラム教徒連盟シャリフ派のシャバズ・シャリフ氏(72)が過半数の賛成を得て選出されました。
シャバズ氏はこれまでに3度首相を務めたナワズ・シャリフ元首相の弟で、兄弟が率いる与党は連立政権の継続で主要政党と合意しています。
一方、現在汚職などの罪で収監されているものの、国民に根強い人気のあるイムラン・カーン元首相を支持する勢力は、“シャバズ氏が票を不正操作した”などと激しく批判しています。
パキスタンは低迷する経済の立て直しが喫緊の課題ですが、総選挙ではカーン氏の率いる野党勢力が無所属で最も多い議席を獲得していて、シャバズ氏は困難な議会運営に直面するものとみられます。
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