28日、県内のダムの貯水率が過去10年で最低を更新しました。県企業局は今朝、本島中部の比謝川からの取水を再開しています。

県内11のダムの貯水率は2月28日午前0時時点で、平年値より31.8ポイント少ない44・0%となり過去10年で最も低くなりました。

こうした中、県企業局は人体に有害な有機フッ素化合物PFASが検出されたため、取水を止めていた本島中部にある比謝川からの取水を、28日午前10時ごろから再開しました。

取水される水は、北谷浄水場で処理する過程でPFASの濃度が大幅に低減することから、県企業局は供給する水の安全性に問題はないとの見方を示しています。


一方で、比謝川からの取水を再開してもダムの貯水率は大きな改善が見込めないことから、県企業局は引き続き節水への協力を呼び掛けています。