日本一大きいスイカとして知られる「入善ジャンボ西瓜」。ことしも出荷の時期を迎えました。ことしは梅雨が短く、暑さの影響も気になりますが、果たして出来は?

記者:
「こちらが今年の入善ジャンボ西瓜。25キロのスイカです(持ってみる)持ち上がらない!重い!」

ラグビーボールのようなだ円形が特徴の「入善ジャンボ西瓜」。夏の贈り物としても人気です。

21日はことしの出来を確認する品質査定会が行われ、生産者や町の関係者らが集まりました。

アナウンス:「どうぞ!(拍手)」

生産組合によりますと、ことしは町内10軒の農家がジャンボスイカを栽培。6月から気温が高く、雨も少なかったため生育の遅れや害虫被害が心配されましたが、平均で縦の長さが41センチ、重さは18キロと例年並み、糖度も12度と甘みたっぷりで上々の出来です。

記者:「いただきます。甘い!びっくりするくらい甘い!そして水分、果汁、水分が口の中に溢れて、美味しいです」

入善ジャンボ西瓜生産組合 高見薫 組合長:
「生産者一人ひとりの努力によって、実に立派なスイカに仕上がりました。富山県の宝ですから、私たちも努力して守っていきますし、県民の皆さんにもぜひこれを食べていただいて、その魅力をまたさらに多くの方に伝えていただければと思います」

入善ジャンボ西瓜は、来月中旬までに6000個ほどの出荷を見込んでいます。