野党は「政治とカネ」の問題の追及を強めています。
25日に山梨県を訪れた立憲民主党の泉健太代表からは長崎幸太郎知事への批判も飛び出しました。

25日に甲府市で開かれた立憲民主党の県連大会には泉代表も出席し、国会で政治とカネの問題を追及していくことを強く訴えました。

泉代表からは二階派から現金1182万円を受け取ったまま報告書に記載せず、およそ5年間保管していた長崎知事に対して批判も飛び出しました。

立憲民主党 泉健太代表:
「県民のためにやろうと思うならば自民党のためじゃなく二階派のためじゃなく二階派県政なんですか?この県は」

立憲民主党県連は知事に対し現金受け取りのいきさつや二階派の収支報告書の繰り越し額が知事が保管していた金額より少ない点について「県民に説明するよう」知事に求めていましたが…

山梨県 長崎幸太郎知事(2月14日):
「特に対応を求められていないようなのでよく考えていきたい」
「(収支報告書のずれは)それは二階派に聞いてください」
立憲民主党 泉健太代表:
「まともな答えが帰ってきていないということで、おそらくマスコミ各社も知事に質問しようと思っても質問すら受けてくれていないという状況の中で、知事の報道対応や県民への説明の対応が問われている状況だと思う」
その上で自民党派閥の政治とカネの問題が地方にも波及しているとして批判しました。
立憲民主党 泉健太代表:
「異常な状況ですね。国会だけの問題でなくて、構図が同じ形で受け取っているのであれば、それは同じ問題を持っていると思う。知事であれば責任を逃れられるというものではないと思います」
一方、県連大会ではひき続き小沢雅仁参議院議員を県連代表として次の衆院選挙で1区の現職・中島克仁さんの選挙区の勝利と2区での早期の候補者擁立を目指すとしました。














