大きな一歩も新たな課題が…

「こどもまんなか社会」の実現を掲げる新田知事は、県の新年度予算案で。

富山県 新田知事:「家庭と学校以外での居場所の選択肢を増やすために、フリースクールなどの利用料などを助成します。月額1万5000円上限ですが、全国トップクラスの支援と自負しています。また世帯の所得要件を設けていないのは他県では例がありません」

新年度から、県はフリースクールなどの利用料を月1万5000円を上限に半額を補助するとしています。

県に不登校への支援を要望してきた高和さんは、フリースクールの利用を行政が支援することを大きな一歩だと評価しています。

一方で、不登校の子どもたちの数に対し居場所が足りていないことや、学校と民間のフリースクールの連携も進んでいないことを課題にあげています。

はぁとぴあ21 高和正純 理事長:「私は不登校は早めに対応してあげることが一番だろうと思っているんですね。だから学校に行きたくないと思われた時に、早く学校に行きたくないってことを子どもが言えるような環境が必要だし、それを早く受け止めて。自分で自分を追い詰める期間を短くしてあげたい」















