■プロ野球・オープン戦 日本ハム 3ー3 DeNA(24日、沖縄・名護)
DeNAの今季オープン戦初戦は日本ハムを相手に引き分け。
先発は6年目の大貫晋一(30)。昨季は右肩故障の影響により13度の登板で5勝4敗。この日は2回29球を投げ、打者7人に対し許した安打は松本剛の1本のみ。マルティネスを空振り三振に仕留めるなど奪三振2でマウンドを降りた。
両チーム無得点の5回は、3番手で新助っ人のウィック(31)がマウンドへ。先頭・伏見にフェンス直撃の2塁打を許すと、続く水野に四球で無死一・二塁のピンチに。ここで2者連続のタイムリーを浴び0-2と先制点を献上し、マルティネスの併殺打間に3点目を奪われた。
前日ヤクルトとの練習試合で2桁10得点を挙げた打線は、オリックスから移籍の山﨑福也(31)を相手に1回、2回と完璧に抑えられるなど、この日は沈黙が続いた。
だが3点を追う6回、1死二・三塁で代打・戸柱の一ゴロ間に1点を返す。その裏から途中出場の2年目・松尾汐恩(19)が、先頭打者で迎えた7回の打席でレフトへの本塁打を叩き込み、オープン戦ながら“プロ1号”をマーク。前日2安打で練習試合を含め5戦連続安打を記録し、好調をアピールした。
1点ビハインドの9回は、京田の死球と代走・西巻の連続盗塁で1死三塁のチャンスを作ると、オフに支配下契約を勝ち取った野手転向3年目の勝又温史(23)がタイムリーを放ち、3-3の同点に追いついた。初戦黒星を回避しドローでゲームセット。














