■プロ野球 練習試合 ヤクルト 6ー10 DeNA (23日、浦添)

ヤクルトはDeNA との練習試合に敗れ、今季4戦目で対外試合初黒星となった。試合は開幕投手候補の先発・小川泰弘が2回8安打6失点(自責5)の大乱調。8回には新外国人右腕のエスパーダが3失点など投手陣が10失点を喫した。

ヤクルト先発は小川泰弘。DeNA1番・度会隆輝に二安打で出塁を許すも、2番・桑原将志を三ゴロ。さらに中村が盗塁を刺し2死とするも、大田泰示に左前安打、暴投の間に二塁へ進塁を許し、4番・牧秀悟に左前適時打を許し0-1。続く宮﨑敏郎にはレフトスタンドへの2ランを浴び0-3といきなり失点を重ねる。

スタメンは1番センター・並木秀尊、2番DH・西川遥輝、3番ライト・濱田太貴、4番サード・村上宗隆、5番レフト・サンタナ、6番セカンド・山田哲人、7番ファースト・オスナ、8番キャッチャー・中村悠平、9番ショート・長岡秀樹 のオーダーを組んだ。

打線は初回、DeNA 先発の東克樹に1番・並木が中飛、2番・西川が空振り三振、3番・濱田は内角低めのストレートに手が出ず見逃し三振に倒れる。

2回も小川は1死から8番・石上泰輝、9番・林琢真に連打を浴び、さらに1番・度会に右前適時打を打たれ0-4。2死一、二塁となるも、3番・大田に左前適時打を浴び、レフト・サンタナが後逸する間に2点が入り0-6。小川は2回55球8安打1四球6失点(自責5)で降板となった。

2回の打線は4番・村上、5番・サンタナが連続見逃し三振。6番・山田は三ゴロに倒れ三者凡退。東に完璧に抑え込まれる。

3回からは2番手で山野太一が登板。ヒットと2つの四球で2死満塁のピンチを招くも2番・桑原を三ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。

打線は3回、DeNA2番手の新外国人・ケイ(28)に対し、先頭のオスナがレフトスタンドへソロホームランを放ち1-6とする。

4回も続投の山野は途中出場の柴田竜拓に死球を与えるも、中村が二塁で柴田を刺し、3人で抑える。5回も2人の走者を背負うもホームは踏ませず、3回52球2安打1奪三振4四死球無失点と粘りの投球をみせた。

4回裏の打線は、1死から3番・濱田がファースト・京田の落球、4番・村上が四球、5番・サンタナの中前安打で満塁のチャンス。途中出場の6番・武岡龍世の二ゴロ間に1点を追加し2-6。

6回は3番手・ロドリゲスが登板し2つの三振を奪う三者凡退で無失点。

その裏の攻撃は2死から途中出場・北村恵吾がサード・石上のエラーで出塁も得点圏まで進めることができず無得点。

7回も続投のロドリゲスは2死から松尾、石上、林に3連打を浴び1点を失い2-7。

8回からは4番手で新外国人右腕のエスパーダ(27)が登板。2死から柴田に四球、代打・勝又に左前安打、京田に右前適時打で1点を失う。さらに松尾、石上にも連続適時打を浴びこの回3失点で2-10。

その裏の攻撃は6番手・石川達也から無死満塁のチャンスを作ると、丸山和郁が左犠飛を放ち3-10。なおも1死一、二塁の好機も後続が続かず。

9回の攻撃は7番手・中川虎大に対し2死一、三塁で宮本丈が2点適時二塁打を放ち5-10。さらに松本直樹にも右前適時打が飛び出し6-10。なおも一、二塁のチャンスも最後は北村恵が二飛に倒れゲームセット。