メッツで2年目を迎える千賀滉大投手(31)が右肩後方の張りで開幕に間に合わない見込みとなった。

右肩の違和感から21日(日本時間)にMRI検査を受け、中程度の張りがあることが判明。ディビット・スターンズ編成本部長は23日に取材に応じ、開幕は故障者リスト入りで迎えることを予想していると話した。詳しい期間は「ケースバイケース」としたが、「彼がスターターとして多く入る(投げる)ことを期待している」と述べた。

会見した千賀は状態について「投げられなくはないですけど、年間通してやるために、今は開けた方がいいんじゃないかなっていう決断」と説明。「とにかく一日も早く100%の状態で戻れるように、準備をする」と語った。

1年目の昨季は12勝(7敗)を挙げ防御率はリーグ2位の2.98をマーク。日本人投手としては史上4人目の200奪三振越えの成績を残し、今季は投手陣の柱としての活躍が期待されていただけに「非常に悔しい」と千賀。それでも「過ぎたことを後悔するよりも、とにかく次に向けてもっともっといい選手になって、帰ってこれるように準備するべきかなというふうに、まあ前を向いています」と話した。