
子育ち・発達の里 相談員 浅川文乃さん:
「若い方も多いんですけど家庭を持っている人もいる。家族に言えない状況や色々な背景を抱えて相談してくださっている」
こちらでは医療機関への同行や支援を受けられる福祉の窓口の紹介などを行っています。
浅川さん:
「妊娠は1人では抱えきれないことだと思う。将来についての不安というところで漠然としている抱えきれないものをもっていると思うので、そういったところを1つずつ解決していけたら」
甲州市の事件では家族や職場の同僚なども妊娠に気付かず、本人も「望まない妊娠で相談できなかった」などと話しています。
こうした孤立した女性が、出産した赤ちゃんを遺棄して逮捕されるケースは全国でも起きています。

運営する社会福祉法人の理事は職場や家族間など相談しやすい環境づくりも大切と指摘します。

子育ち・発達の里 小田切則雄 理事長:
「社会、地域、親の考え方、そういうものに対する不安で自分で抱え込んじゃう。そこを改善していただけたら」
「妊娠そうっとSOS山梨」の電話受付は平日午前8時半から午後6時で、LINEなどは「にんしんそうっと」で検索してください。電話番号:070ー1364ー2410