新鮮な野菜が手に入るものの…
店によりますと暖冬の影響で葉物野菜の生育が全国的に早まり、市場への出荷量が増えていてその分値段も安くなっているといいます。
こちらの女性は菜の花と小松菜を手に取りました。
買い物客:「旬のものが早く食べられるって満足感あるじゃないですか」「白菜の菜の花ってまだまだずっと後からじゃないと出てこないんだけど。今もう出ているから、珍しいかなと思って」

一方で、需給のバランスが崩れた影響で1、2か月後には出荷量が減り、値上げせざるを得ないと話す生産者もいるといいます。

地場もん屋総本店 田近寛充店長:「前倒しで出てきている感じなので、ちょっと集中して入ってきているのかなという印象が強い」「予想しにくい気候、自然の話なので生産者さんはすごく苦労されているなという印象が猛暑の夏ごろからすごく感じていますね」

消費者にとっては物価高の中で新鮮な野菜が安く手に入る一方、生産者は難しい経営を迫られそうです。
