■卓球世界選手権・女子団体戦 決勝トーナメント2回戦 日本 3ー0 クロアチア(21日、韓国・釜山)
世界卓球は決勝トーナメント2回戦が行われ、日本はクロアチアを3-0のストレートで下し、団体とシングルスともにパリ五輪の出場権を獲得した。
この日は、早田ひな(23、日本生命)、張本美和(15、木下グループ)、平野美宇(23、木下グループ)の“五輪代表トリオ”で挑み、1ゲームも落とさずオールストレート勝ちで五輪切符を手にした。
第3試合ではシングルスの代表に内定している平野が登場。世界ランク195位のイエーガーと対戦し、五輪切符獲得が決まるプレッシャーの中、世界18位の力をみせストレート勝利を収めた。
試合後、平野は「まずはオリンピックの出場権を獲得することが最低限の目標だったので、通過点なんですけど、一つは良かったかな」と安堵した表情。
さらに「(この試合で)絶対に決めたいと思って挑みました。決勝トーナメントだったんですけど、自分だけのことを考えると予選リーグの試合も含めて一番いいプレーができたと思う」と、五輪切符のかかった試合を振り返った。
この日のオーダーが決まったときの気持ちを聞かれると、「今日聞いたんですけど、決まってからあまり時間がなく、心の準備はできていたので、ビデオをみたりして短い時間で調整しました」と大一番前の状況を話した。
明日の準々決勝の相手はヨーロッパの強豪・ルーマニアに決まった。「まずは目の前の試合に集中して。相手(の選手)はまだわかってないので、ルーマニアはヨーロッパの中でも強い国で、どの選手がきてもいいように準備したいと思います」と次戦を見据えた。














