プーチン政権を厳しく批判し、北極圏の刑務所で死亡したロシアの反体制派指導者・ナワリヌイ氏。その死因をめぐり、様々な憶測が飛び交う中、真相究明を求める声が高まっています。
ロシアの独立系メディアが報じた、ナワリヌイ氏の遺体を乗せたとみられる車列だとする映像。死亡した翌日の17日未明だとされ、ナワリヌイ氏の母親と弁護士が刑務所に到着する前に遺体を運び出したと伝えています。
当局は、死因は「突然死症候群」だとして「事件性はない」とする一方、遺体の引き渡しに応じていません。これにナワリヌイ氏の陣営側は「殺害された」と反発しています。
こうした中、独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」は18日、遺体は地域の中心都市の病院にあるとしたうえで…
救急隊関係者
「遺体から複数のあざが見つかった」
救急隊関係者によると、こうしたあざは「けいれんした体をおさえつけた時や心臓マッサージを行った場合に現れる」ということですが、心臓が停止した経緯は依然不明だとしています。
さらに、当局側は死亡日時を「16日午後」としていますが…
受刑者の話
「刑務所内で前日に不可解な騒動があった。16日午前にはナワリヌイ氏が死亡したとの情報が広がった」
様々な憶測が飛び交う中、ナワリヌイ氏を追悼する動きは18日も続き、これまでに各地でおよそ400人が拘束。
人権団体によりますと、ナワリヌイ氏の遺体を遺族側に引き渡すよう求める市民らの嘆願書は1万2000件を超え、死亡した経緯を一刻も早く調査すべきだなどと訴えています。
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