■MLBキャンプ(日本時間16日、米国フロリダ州ポートセントルーシー)
ニューヨーク・メッツに移籍した藤浪晋太郎(29)がメジャー2年目のシーズンをスタートさせた。
オリオールズからFAとなっていた藤浪は前日(15日)、メッツとの1年契約が正式に発表され、この日チーム2日目となったキャンプに合流した。
阪神時代と同じ背番号「19」のユニホームで参加し、同じくメジャー2年目でチームメイトとなった千賀滉大(31)と早速会話を交わす場面も。
ストレッチやウォームアップなどから、千賀とともにダッシュで汗を流した。全体の練習が終わった後は、通訳を相手に居残りでキャッチボールを行い、座らせて投げる場面も。千賀は前日と同じく全体の練習が終わった後、ブルペンで斜面を使ったキャッチボールを行い、投げ終わった後も入念にフォームのチェックを行った。
練習後、今季からメッツの監督を務めるカルロス・メンドーサ氏(44)が藤浪の印象について「彼を獲得できて興奮している。昨年、彼がエースとしてボルチモアにいた時のピッチングを見たが、本当にいい投球だった。本当にいい腕を持っている。パワーもあり空振りを奪うポテンシャルがある」と評した。
また、藤浪との会話については「自己紹介をしただけ」とし、「彼のことを知り、彼も僕のことを知る必要がある。まだ初日だが、このチームにとって重要なピースになるだろう」と新加入の藤浪に期待を込めた。