1月に札幌丘珠線を就航させた地域航空会社『トキエア』がホームページに記載した一部の表現が「障害がある人に一律で付き添いを求めている」と誤解を招くおそれがあるとして、国土交通省から記載の修正を提案されていたことがわかりました。

国交省によりますと、トキエアは会社のホームページ上の「お手伝いが必要なお客様」という案内文の中で、「知的障害・発達障害のお客様は付添いの方の同伴をお願いいたします」と記載していたということです。

この記載について国交省は8日、「障害者に対し、一律で同伴者の付き添いを求めている」と誤解を招くおそれがあるとしてトキエアに“記載の修正”を提案したということです。

すでにホームページ上の記載は修正され、知的障害や発達障害がある人の利用については、「『安全に関する説明を適切に理解出来ない方』や、『自身で身の回りのことが出来ない方』の場合は、付き添いの人が隣の席に同乗することを求める」と案内する内容になっています。

トキエアは、「国交省の連絡を受け、即日内容を修正した。差別の意図はなく、会社へ直接の問い合わせはなかったが、利用をためらった方がいたとしたら申し訳なかった」とコメントしています。