アメリカとイエメンの親イラン武装組織フーシ派が互いの攻撃を停止することで合意しました。
アメリカ トランプ大統領
「フーシ派は、もう戦わないことを表明した」
アメリカのトランプ大統領は6日、フーシ派が中東の紅海で行ってきた商船やアメリカ軍の艦船に対する攻撃をやめる意向を示したと明らかにしました。その上で、「示された意向を受け入れ、アメリカ側もフーシ派に対する攻撃を直ちに停止する」と表明しました。
中東オマーンの外相は、アメリカとフーシ派の停戦合意を仲介したことを明らかにしています。
イスラエルの地元メディアによりますと、イスラエルの当局者は、今回の停戦合意について「アメリカから事前に通知を受けていなかった。発表に驚いた」と話していて、今後のイスラエルの対応が注目されます。
一方、イスラエル軍は、イエメンの首都サヌアにある空港や発電所などに空爆を実施したと発表しました。いずれの場所についても「フーシ派に利用されていた」とし、攻撃を正当化しています。
イスラエル軍は、5日にもフーシ派の拠点を空爆していて、報復攻撃は2日連続です。
露プーチン大統領 印モディ首相と首脳会談 ウクライナ情勢めぐり「インドの尽力に感謝」両国の関係発展で一致