ウクライナとロシアが過去最大規模の捕虜の交換を行いました。

ロシア国防省は、19日、UAE=アラブ首長国連邦の仲介のもと、ウクライナ軍と246人ずつの捕虜の交換を行ったと発表しました。これに加えて、ウクライナ側は緊急の治療を必要とする負傷したロシア軍人15人を解放し、ロシア側は「善意のしるし」として負傷したウクライナ軍人の捕虜31人を解放したとしています。

ウクライナの捕虜問題調整本部も19日、ロシア側から合わせて277人が解放されたと発表。「過去最大規模の捕虜交換」だとしています。

今回の捕虜交換を受け、ゼレンスキー大統領はSNSに「我々は今も捕らわれているすべての人々を覚えていて、すべての人々を捜している。全員を故郷に連れ戻さなければならない」と投稿しています。