ロシアによる侵攻開始から24日で3年を迎えるウクライナ情勢をめぐり、ロシアの外務次官は次回のアメリカとの協議が2週間以内に開催される可能性があると明らかにしました。
ロシア外務省のリャプコフ外務次官は国営メディアが22日に報じたインタビューで、ウクライナでの戦闘終結などに向けた次の米ロ協議が2週間以内に第三国で行われる可能性があると述べました。
次官級協議に先立って、まずは局長級で話し合いを行うということで、開催地は調整中だとしています。
今月18日にサウジアラビアで行われた米ロ外相らによる協議では、それぞれが交渉団をつくり、協議を続けていくことで一致していました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナ抜きでの戦闘終結への協議は受け入れられない」と懸念を示しています。
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